大矢 裕之（オオヤ ヒロユキ） 
マンション購入が節税になる理由とは
マンション購入により相続税の節税を行う前に大事なことは、財産の正確な把握や相続税の予想額を試算することです。財産や税額が不透明な状態では、この節税方法が本当に節税に繋がるのか判然としないのではないでしょうか。
マンション購入が相続・贈与税対策になるポイントは主に下記４点となります。
１．不動産の相続税評価額は、固定資産税評価額や路線価を基に計算されるため、現金に比べ軽減することができます。マンションなどの賃貸用の場合、借家権割合・借地権割合によってさらに評価額が軽減されます。
２．資産価値のあるマンションは安定的な賃料収入が見込めるため、引き継いだ資産が高い収益力を発揮してくれます。
３．マンションは不動産の中でも比較的小口なため、相続人の人数に合わせ予め資産を準備することが可能です。
４．不動産の税制メリットと贈与税非課税枠を使えば、節税と資産継承が同時に準備できます。
また、マンション購入などの節税方法を使うときは、相続税の対策だけでなく、相続トラブル対策も事前に考えておくことが重要です。
節税と収益性の両立を
マンションを購入する目的は、相続税の節税ですが、運用により収益を得るためには、マンションが「節税できる」だけでは不十分です。眺望やデザインなども重要ですし、近隣の状況やアクセスなどもポイントになります。
マンションを購入するときは不動産のプロに相談して、節税と収益性の両立について考えてみてはいかがでしょう。収益性を備えたマンションで節税できれば、資産の面でもプラスになるはずです。
マンション購入による相続対策については「東京ミライズドクター相続チーム」にご相談ください。全国どちらのドクターでもご相談をお受けいたしますので、まずはお気軽にご連絡ください。
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