大矢 裕之
大矢 裕之
ドクターの相続対策・事業承継専門の東京ミライズです。

ネット口座のID・PWは紙ベースで作成、保管場所を伝える

先生、ネット口座はございませんか。
ある場合、いざというとき家族が困らないように、必要な情報を紙に残しておくことが大切です。
残しておくべき情報は次の3つになります。

  1. ネット口座の一覧表
  2. 情報端末に入るためのパスワード
  3. アクセスに必要なIDとパスワード

これらの情報を、紙ベースでにまとめておき、いざというときに家族が困らないようにしておくことがお勧めです。
また万一の場合、それを見てもらえるよう信頼できるご夫婦、家族等に保管場所を伝えておくことも大切です。

メイン口座は代理人カードを発行しておく

口座名義人と生計を同じくする家族に対して発行されるキャッシュカードのことを、代理人カードと言います。
ほとんどの金融機関では、口座名義人の方と生計を同じくする家族が銀行に出向き、手続きを行えば、家族が預金を引き出すための代理人カードを発行してもらうことができます。

親が元気で判断力のあるうちに代理人カードを作っておけば、万一認知症などになってしまった場合でも、家族が必要なお金をそれまで通り引き出すことができます。 代理人カードは口座名義本人の持つカードと同じように使えるため、親の口座から、カードを持つ家族が預貯金の引き出しをすることができます。
ただ「代理人カード」では、ATMでの1日あたりの引き出し限度額があるので、注意が必要です。

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この記事を書いた人

大矢 裕之(オオヤ ヒロユキ)

株式会社東京ミライズ執行役員。
岩手県盛岡市生まれ。鉄鋼メーカーから40代でメガバンクに転身。
2017年取引先の東京ミライズに転籍。管理部門責任者として各種規定整備を行う。現在は「ドクター相続」事業責任者として、「ドクターの抱えている相続承継の課題解決型プラットホーム」を構築中。阪神タイガースファン、趣味はウクレレ。シャブリワインとポテトサラダが大好物。